西洋酒暦1776/James E. Pepper ジェームスE. ペッパー

James E. Pepper
1776

 このウイスキーはアメリカ独立戦争下の1776年設立以降、1958年まで3代に渡りオールドペッパー蒸留所にて生産されていた伝説的ブランドをジョージタウン・トレーディングカンパニーが忠実に再現した復刻版。

 ペッパー・ファミリー・ブランドは、アメリカ革命の初期に生産され、ケンタッキーの象徴的なブランドでした。
 ケンタッキー州レキシントンにあるジェームズ・E.・ペッパー蒸留所は、後にウッドフォード・リザーブ蒸留所、そしてオールド・クロウ蒸溜所へとつながっていく重要な役割を担いましたが、1950年代後半、バーボン産業は厳しい時を過ごし、この蒸留所は半世紀以上にわたって放棄されていました。

 2008年に、ウイスキー起業家のAmir Peayによってリニューアルされました。
彼はこのウィスキーブランドの新しいストックを蒸留するための資料収集と歴史研究に10年間に費やしたそうです。
 ブランドのリニューアルを開始するために、既存の蒸留所と協力関係も築き、現在販売されている1776ウイスキーは、インディアナ州のローレンスバーグ蒸留所と協力して蒸留されたものだそうです。

 放置され荒廃状態にあったJames E. Pepper蒸留所は再建され、2017年12月21日ついに再稼働しました。

 現在、「1776」のラインナップは4つで、
それぞれ100プルーフのストレート・バーボンとストレート・ライ、
シェリーカスクフィニッシュのストレート・ライ、
バレルプルーフ(114.5)のライ。

 ※ストレートバーボンってなに?というかたは、同サイト内の バーボン勘違いあるある の記事をどうぞ。

そして「オールド・ペッパー」ブランドでのシングルバレル・ライ。
「オールド・ヘンリー・クレイ・ウイスキー」ブランドでのストレート・ライ

という、なんともライにこだわったラインナップだ。

 ここまでこだわられたらぜひとも揃えてみたいですね。

 終売ボトルで6年と15年のバーボン、15年のライがあります。
今回手に入れたのはこのオールドボトルの6年。
どんな味かは…お楽しみに。

 

Shot Bar Bourbon Square

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