国産ジンとウォッカ

日本のジンやウォッカが続々とリリースされています。

ニッカ サントリーをはじめ小規模ウイスキー蒸留所が始めたりクラフトジン専門の蒸留所ができたりと様々な動きがあるようです。

先日も投稿したアイスジン・アイスウォッカなどの以前から
ニッカなどが本格的にジン・ウォッカを販売し始めたことでニュースになっていました。

ニッカも余市がなくなりだしてから宮城峡やブレンデッドの伊達、コフィースチルで蒸留したグレーンウイスキーなど所有するウイスキー蒸留所から次々新たなプロジェクトをリリースしていました。

そのコフィースチルでつくったジン・ウォッカが登場したので流れとしてはすごくわかりやすいですね。

もともとウイスキー業界ではジンなどのスピリッツを
本業の傍ら販売することはよくあることで

バーボンの蒸留所でも

  • シングルバレル
  • スモールバッチ
  • ストレートバーボン
  • ライウイスキー

そしてジンなどのホワイトスピリッツを同じ蒸留所が発売しているということはまま見受けられます。

 

ウイスキーには熟成期間が必要であり、
熟成期間があってこそのウイスキーですから

○○年間寝かせたからOK! ..とかいうことではないんです。
昨今の国内外でのJapanese Whisky人気の高まりで国産原酒は底を尽きました

そこで国内の小規模ウイスキー業者にもスポットがあたっわけですがそれでも足りない

それどころか充分納得のいく原酒をつくれない現状で
人気だけが先走りしコレクターや転売屋が価格高騰をあおる

なんだかバブル経済みたいですよね。

リリースされ続ける国産ウイスキーたちはむしろ価格のギャップを埋められません。

そんな中、熟成が必要なブラウンスピリッツ(樽熟成されたもの)から
ホワイトスピリッツ(樽熟成されていないもの)へ移行されるのは必然の流れですね。

 

こちらがニッカのジンとウォッカ。

余計な装飾を施さない本物たる雰囲気が感じられます

 

こちらはサントリーから「六(ロク)」ジン

ボタニカル感と日本の匠っぽさをかもし出すボトルデザイン

 

こちらは九州の本坊酒造から「Wa Bi Gin(わびじん)」

ネームセンスとイラストがオリエンタルさを醸し出しています。

 

2015年にスタートした京都蒸留所から
「季の美 Ki No Bi」

ジンは杜松の実をはじめとした様々な薬草をつけた蒸留酒ですから

日本の茶文化や豊富な山菜文化にとても適合するでしょう。

 

 

これからも様々なメーカーからホワイトスピリッツは登場するでしょうね
楽しみです。

 

皆さんはもう試されましたか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。