ジュラとダルウィニー

人の縁でつながる新たなウイスキーの発見

先日スコットランドから来てくれたカップルに紹介してもらったウイスキーを早速仕入れてみました。

 

シングルモルトの「ジュラ」と「ダルウィニー」です。

 

 

スコッチウイスキーかぁい!というツッコミが聞こえてきそうですが
そりゃぁスコットランド出身の方の紹介ですから…
それに僕が自分で買ったのも初めてなんですよね。

 

 

彼氏のほうが特にウイスキー好きということでいろいろ話をしまして、僕の好みを伝えたうえで

「そんな僕が好きそうなスコッチウイスキーありますか」

って聞いてみたところ、この二つがいいんじゃないかという流れだったんですね。

 

 

僕は基本的に甘みの感じられるウイスキーが好きで、ピート香がきついのはあまり好みじゃありません

 

これらの蒸留所のウイスキーは甘味の感じられるものだそうで、日本のウイスキーだと僕は響17年とかが好きと伝えておいたんでずが、そこから導き出してくれた彼のチョイスに期待です。

それにこういう出会いからのボトルを選んでいくというのが思い出にも残るし、そういうのってなんかいいですね。

 

彼には宮城峡を飲んでもらった後、オリジナルカクテルの

メーカーズマークシール」と
葡萄のオールドファッションド」を堪能してもらいました。

彼女さんにはまた別のカクテルをお出ししました。

彼のウイスキーの好みはピーティーなものだそうですが、うちには置いてないので飲んだことのないというジャパニーズ・シングルモルトの宮城峡を選択しました。

これを機会にボトルラインナップの変な頑固さ?は捨ててスコッチもいいと思ったものは置いていこうかな。

 

 

 

Isle of Jura

シングルモルトのジュラは「アイル・オブ・ジュラ」蒸留所からシリーズが出ていて、スコットランドの西海岸に連なる島々のうちのひとつであるジュラ島でつくられています。

アイル・オブ・ジュラ蒸留所:MAP

ジュラ島では16世紀にはすでにお酒をつくっていた記録があるとか
その後20世紀に入ってから一時閉鎖されていたのが1963年に再開されていまも続いています。
仕込み水に使われている水はピートの色濃いものだそうですが、麦芽の乾燥にはピートを焚いていないノンピーテッド・モルトです。

 

今回購入したTuras-maraは「長い旅」という意味だそうで、バーボン樽、シェリー樽、ボルドーワイン樽、ポートワイン樽などで追熟されているそう。長い旅を経てこのボトルにはいっています。
ただでさえ完成するまでに相当数の工程を経ないといけないウイスキーですからさらに手間を追加するというのは大変です。

 テイストは蜂蜜、バニラ、多肉な黒いチェリー、多肉の葡萄パルプ、ジューシーなレーズンのヒントを持つ甘く豊かなウイスキー

とオフィシャルホームページに書いてありましたので期待大ですね。

 

 

Dalwhinnie

こちらもシングルモルトのダルウィニーです。今回は15年物を買ってみました。

色はさっきのJuraに比べ薄めで、ラベルも白に青銅色の縁取りで、クラッシックな印象ですね。

 

このダルウィニー蒸留所はスコットランド北部のハイランド地方にある蒸留所で、そのハイランドこそスコット民族が住んでいた地方でスコットランドの伝統文化はもともとこの地方発信のものといわれています。
蒸留所も30か所ほどありかつてはもっと数があったそうです。
やはりどれもクラシカルな印象でシングルモルトとしてはその特徴が分かりにくいので日本ではこの地方のものはあまりメジャーではありませんね。個人的にはそういういぶしぎん的なのは好きですけどね。

この蒸留所があるのは同じ名前の小さな村で豊富な山水と近くに川が流れその先にはロッホ・エリクトというおおきな湖があるので水源は豊富なんでしょうね。
スコットランド北海岸の内湾の町インヴァネスから南に1時間ちょっと走った山間の町で空気もとてもよさそう!

GoogleMapダルウィニー蒸留所

 

創業は1897年で以前はストラススペイ蒸留所という名前だったのが改名したようです。こっちのほうが名前カッコいいのにな。
年間200万リットル以上を生産する中でシングルモルト用は数%なんだとか。

うーん、情報だけでもいかにもおいしそうなウイスキーじゃないか。

 

 

いつ開けるか・・

飲んだことない人同士で開栓の喜びを分かち合いたいですね。

立候補者募集中!!

 

 

追加投稿

Jura Turas Mara 試飲しました。

一言でいうと、めっちゃピーティじゃねーか!
です。(笑)

そして重い印象のウイスキーでしたね。
そういうところが彼にとってバーボンに近い?ところだったんでしょう。

今にして思うと彼もJuraに関しては僕に進めるというよりは自分自身の好みだと言っていたようなきがしてきました。(笑)

ジュラ島というところもアイラ島同様ピート層でおおわれているようで、モルトをピートで燻してこそいないものの、しっかりピートを通ってきた仕込み水で作られたウイスキーということで、3口4口飲むごとにがっつりとしたスモーキーさが重複していくようなウイスキーでした。

加水すると独特の甘味も感じられるんですが、それよりピートが上あごにべっとり残るような特有の感じのほうが強いですね。

バーボンと掲げてるうちでも「スモーキーで臭いの下さい」と注文されるかたはいらっしゃるのでその時に出そう、うん、そうしよう。

 

Dalwhinnie 15years 試飲しました

ダルウィニーも試飲してみました。

こちらは確かに甘い印象

開けたての抜けるような刺激臭に乗せて

花のような香りから鼻腔にためると潮のような甘さに

口に入れるとジュラほどではないがまずは刺激が

そこから蜜のようなあまさとやはり海の塩のような後味
僕は港町育ちなのでそう思うのか潮はきらいではない

どんどん加水するほど甘さが倍増し水割りに合いそうな印象を受けました。ロックで冷たくしてするする飲みたいという方もいるでしょう。ただ薬品のような刺激臭がきになります。

思うにこのウイスキーにはハイボールが一番あってますかね。

やはり贅沢なスコッチのハイボールはウマいです。

ブルーチーズに合います。

 

 

 

 

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