セイラー・ジュリー スパイスド・ラム

Sailor Jerry Spiced Rum

オールドスクール・アメリカンタトゥーの父と言われるノーマン“セイラー・ジェリー”コリンズが好んで飲んでいたというラム。そのオリジナルのレシピに基づいて再現したスパイスド・ラムです。

天然のスパイスをブレンドしたこのラムは、その香りが最大の特徴、「スパイスド」といっても甘ったるい印象が多いスパイスド・ラムですが、このラムは一味違います。

まずキャラメルやバニラのような甘い香りが立ち上ってきますがすぐに葉巻のような乾燥した葉の煙のいい香りが続いてきます。
口に含むとこの香りが口から抜けて心地いい。
スパイスド・ラムの中では一番好きかもしれないですね、今のところ。
甘すぎず煙すぎず交互に香りが感じられます。

日本ではあまりなじみのないボトルだと思いますが海外のラム好きには定番の、カクテルに使ったりしてよく飲まれているラムだそうです。ぼくはそのまま飲んでも十分美味しいとおもいましたね。まだ飲んだことのない人はラム酒の新しい一面が発見できるかもしれませんよ。

今回は40度でしたが他に46度があり、もともとはそちらが先で例によって飲みやすいモノが最近出てきたようです。

Sailor Jerry

このセイラージェリーという人ですが
幼いころからタトゥー・アートを始め、10代で全米を回りながら腕を磨き、海軍に入隊後は世界中を航海しながら異文化の影響を受け、特にアジア圏の芸術に魅せられてそれまでになかった作風が育まれました。その後定住したハワイ・オアフ島で彼のタトゥーは多くの人々を魅了し続け、現在では彼のアートを残し後世に伝えようとセイラージュリー・ブランドが立ち上がり多くの商品がつくられています。
このラムもそのひとつ。
彼の弟子があのエドハーディです。彼も作品もまた和彫の影響がみられ受け継いだものを進化させました。

以下はSailor Jerryのサイトから抜粋
「 独学で電気技術を学ぶなど、なんでも自ら直していたジェリーは現代タトゥー業界に革命を起こした。そして、早くから針除菌やタトゥーのアフターケアを支持した者でもある。ジェリーが追い求めて特製したタトゥーマシンは彼がタトゥーアートに信念をもって生きていた証である。アメリカのオールドスクールの色彩パレットを発展させ、業界初の「紫」の色を開発したのもジェリーだ。

ジェリーの伝統的でいながらも型破りなスキンアートのレガシーは当時と変わらず現在も引き継がれている。そんな偉大なる影響力を持つ彼のトラディショナルなアメリカンタトゥーは今も多くの人々にタトゥーの世界だけに留まらず、様々なカルチャーシーンで影響を与え続けている。」

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